あなたが通話中という個人情報を守るための対策とは

女性がスマホで誰かと話し中です。

個人情報漏洩、最近特によく耳にするキーワードです。企業が情報セキュリティ対策を怠りサイバー攻撃を受けて、顧客の個人情報が漏洩する。その情報の中にあなたの氏名や住所も含まれていたら、きっとあなたはその企業に、自分の個人情報を漏洩させた責任を取ってほしいと思うはずです。

誰でも自分の個人情報は、知られたくない第三者には漏らされたくないですし、預けている企業に厳重な保護を求めるのは当然、そして自分自身でも迂闊なことをせず、自分自身の個人情報を守らなければなりません。

個人情報とは

何が個人情報であるか、もちろん法律に定義はありますが、しかしそんな定義は関係なく、自分にとって自分以外の者に知られたくない情報は全て個人情報です。どこに住んでいるか、何歳なのか、どんな仕事をしているのか、趣味はなにか、未婚か既婚か、など、自分が第三者に知られたくない情報は個人情報であり、情報を預ける先のプライバシーポリシーを確認し、自身も出来る限りの情報保護を行うことが求められます。

あなたが通話中なのかも個人情報です

昨夜はどこで食事をしたか、誰と会っていたか、これらの情報も重要な個人情報だと考える人も少なくないでしょうし、その情報を守りたいなら、自分でしっかりと保護することを考えて行動することで無闇に漏洩することは防げるでしょう。しかし、考えて行動しようとも、それだけは守れない情報もあります。

そのなかの一つが、あなたが通話中なのかという情報です。自分が通話中であることを、どこの誰に知られても、話し中かを調べられても、何も問題なければ気にする必要のない情報ですが、あなたにとって、誰かと通話中かどうかという情報が大変重要で漏らされたくないと思っても、あなたが通話中の場合、後からあなたに電話をかけてきた相手に、あなたが他の人と話し中であることを知らせることを承諾して電話システムを利用しているので、行動ではなくシステム的な対策をしなければ、あなたの重要な「現在話し中である」という個人情報を守ることは出来ないのです。

通話中という情報を漏洩させない方法

キャッチホンサービスを利用する

あなたが通話中に、あとから電話をかけてきた相手に、あなたが話し中であることを知られたくないなら、キャッチホンサービスを利用しましょう。固定電話、モバイル端末ともに、キャッチホンサービスは、あなたが通話中であるかという個人情報を守ってくれます。わざわざ自分が通話中であるという情報を意図しない者に垂れ流したくなければ、どこの電話会社でも月額数百円で用意されているので、話し中であることを他人に教えたくなければ申し込んでおきましょう。

キャッチホンサービスを利用すると、あなたが通話中に、あなたに電話をかけても、通常の呼び出し音しかしないので、あなたが通話中だということは分かりません。そして通話中のあなたは、通話中に他の人から電話がかかってきたことが分かるので、現在の通話を一旦保留して、かかってきた電話に応対後、先に通話中で一旦保留した相手と通話を再開することが出来ます。

スマートフォンなどはLINE通話機能にも注意

携帯端末といっても、ガラケーと呼ばれる、通話機能とメール送受信機能しかない端末は、キャッチホンサービスだけを利用することで、飛躍的にセキュリティレベルが向上しますが、スマートフォンなどに、LINEなど無料通話機能付のメッセージアプリをインストールして日ごろから利用している場合はLINEの無料通話機能を使ってあなたに電話をかけてきた相手に、あなたが通話中であることを知られてしまうので、キャッチホンサービスの利用と併せてLINEの無料通話対策を行い、今誰かと話し中であるという個人情報を守りましょう。

キャッチホンとLINE通話機能の設定変更で多重防御

LINEの対策とは、LINEの着信拒否設定を意味します。LINEの着信拒否設定を行っていない場合、あなたが電話中、LINE通話中、いずれの場合も、後からあなたにLINE通話を行おうとした相手には、あなたが通話中であるため接続出来ない旨を知らせるメッセージが表示されてしまいます。これではいくらキャッチホンサービスを利用していても、あなたが誰かと話し中だという重要な個人情報を守ることが出来ません。このようなLINEによるプライバシー情報漏洩を防ぐために、LINEの着信拒否設定を行う必要があるのです。

LINEの着信拒否設定方法

LINEアプリの歯車アイコンの設定メニューを開き、「通話」メニューを開きます。そこに「通話の着信許可」という設定項目があるので、「オフ」にして着信を拒否します。

これにより、あなたにLINE通話を行う全ての相手は、あなたが通話中、LINE通話中、何もしていない、に関係なく、あなたを通常通り呼び出している動作が続くだけで、あなたが通話中であるため接続出来ない旨を知らせるメッセージは表示されず、あなたが通話中であるかを知られることはなくなります。

LINEへの着信は確認出来る

キャッチホンのように、他から電話がかかってきていることを、リアルタイムに把握することは出来ませんが、LINE通話がかかってきたけど拒否したという旨のメッセージはすぐに届くので、必要に応じて自分からLINE通話をかけ直せば良いでしょう。常に全てのLINE通話を拒否してしまう設定は、時には不便だと感じることもあるでしょうが、これは情報セキュリティ対策の常であり、重要な情報を守るためには、多少の不便が伴うことは避けられません。

自分の行動を見直す必要もある

あなたが通話中という情報は、あなたの電話の話し声が聞こえる範囲にいる人には知られてしまいます。なので、通話していることを知られたくない相手がいる近所で電話することはやめるべきです。

知られたくない相手が家族なら自宅の近くで電話することは避けるべきですし、職場の人に知られたくないなら、職場の近くで電話することは避けましょう。

あなたが電話している姿を誰かに見られ、○○さん、誰かと電話していましたよ、という話しが、知られたくない人の耳に入り、無用の詮索を受けことがないよう、電話をする場所には注意が必要です。

電話をしている姿を見られる可能性を考えて

あなたの近くにいなくても、スマホや携帯電話を耳に当てている姿を見られてしまうと、あなたが通話中であることが知られてしまいます。そうならないために、通話にはイヤホンマイクを使いましょう。そうすれば遠目にはあなたが通話中だと分からず、音楽を聴いているように見えるはずです。通話中にコードが邪魔にならない高性能で格安なBluetooth防水イヤホンがおすすめです。

通話中調べサービス114

ここまで書いてきた方法を使って、徹底的にあなたが通話中であるかという個人情報を漏洩させないようにしても、実はNTTには相手が通話中かどうかを調べるサービス(114)が存在します。これは情報セキュリティ上の大きな穴で、NTTの電話回線を使っている限り、この穴を埋めることは出来ません。

114サービスは、NTT回線につながる固定電話はもちろん、NTTドコモの回線を使用するガラケーやスマホの通話中であるかの情報を、あなたの電話番号を知る第三者に開示します。

114サービスから個人情報を守る術はなく、常にそういう脆弱性が電話システムにある事を認識して、適切にリスクコントロールするしかありませんが、ただし、誰も何も脈絡もなく突然114サービスを使ってあなたの個人情報を探ろうとはしないはずです。「最近いつも誰かと話し中で様子が変だ」と、無用な詮索をされないために、この記事に書いた対策をしっかりと行い、あなたが話し中であるという情報を漏らさず保護していれば、NTTの114サービスを用いた情報詮索が行われる可能性は低いと言えるでしょう。

何を知られたくないかは人それぞれ

通話中である事を誰に知られても問題ないと思う人もいれば、知られたくない人もいます。誰でも買える住宅地図に、勝手に自分の家の位置と表札の氏名が掲載されていても、気にしない人もいれば、出版先に抗議して地図から情報を削除させる人もいます。

何が大事で、何が大事ではないのか、それは人それぞれの感覚であり、自分が守りたいのに、誰にでも開示されてしまう情報は、自分自身が可能な限りの対策を行い守る必要があります。

あなたの大事な個人情報を守れるのはあなただけという事を、くれぐれもお忘れなく。

LINEのトーク内容を他人に盗み見られないために必要な対策をまとめました。無暗に怖がる必要はありません。やるべきことをちゃんとやれば、LINEのトーク内容を盗み見られることはありません。